この記事は 2024.3.8 に最新記事として更新されています。
日々、マッチングサイト構築についてのお問い合わせやご相談を平均50-60件以上のお問い合わせをいただいております。
できるだけその日にご返信しております。
中でも新規立ち上げの次に特に多いのが、過去開発からの実装再開案件や、CMSで作ったオリジナルサイトの修正です。
他社で開発を依頼していたが飛ばれたので、続きから見積もって欲しいというとんでもない案件もあります。
このCMSや過去開発には主に下記のCMSを使われている場合が多いです。
・Osclass
・WordPress
・EC-CUBE
・Magento(最近はめっきり少なくなりましたが…)
元々Magento(マジェント)は国境越えECを目的として一時人気で案件単価が高かったのですが次第にマッチングサイトの構築でつかえるCMSとしては少数派になってしまいました…
Osclassについては、ほぼほぼソースコードの更新がされておらず、
ついにはOsclass Wizard(Market)も昨年9月で閉鎖となりました。
日本語ファイルを販売されている会社さんもおられましたが、
すべてがすべて日本語化担っているわけではなくこれは少し使い物になるには膨大な調整が必要になるので諦めました。
Magento(マジェント)についても同じことが言えます。
詳細は、下記URL先の記事で詳しく説明されているので一度ご覧ください。
https://qiita.com/hiroism/items/a7842e9458512fbc0c14
続いてWordPress(ワードプレス)ですが、マッチングサイトを作り易いのも確かです。
PHPで構成されており、プログラミングの知識がなくてもプラグインなどを入れればそこそこまでは形にできるかと思います。
しかし、整合性がとれないセキュリティホールや脆弱性、アップデートでの崩れからの微調整など
WordPressのアップデートが大きく動くたびに改修費用がかかる可能性が大きくなります。
最近では、SiteGuardなど強力なセキュリティプラグインもでてきましたので、一定の水準は保つことができそうですが
フリースクリプトとして世界中ローンチされているのでセキュリティに関してはおそらくリスクはあります。
【関連記事】WordPressを使ってマッチングサイトを構築する方法
これはアプリ運用でも同じく、アップルのアップデートに合わせてバグを随時アップデートしていかなければサービスとして成り立たないという点がアプリ化をする点でも覚悟をしなければならない点だと言えます。
EC-CUBEについては、一見いけそうにみえましたが、
ここからのカスタマイズでほぼほぼ作り替えをおこなわなければダメであるということがわかり
フルスクラッチした方が早いという決断に至りました。
そこで生まれたのがMallento(マレント)というわけです。
実際に、大手企業様や学校などの公的機関をはじめ
プラットフォームサイト構築の決定版としてシェアを拡大し続けております。
マレント誕生秘話はこちらからもご覧いただけます。
さらに、マレントでは構築がしやすいように、MySQLやPHPを使っての開発
そして、フレームワークはシェアが多いCakePHPを採用しております。
(MVC構造なので、エンジニアがそれぞれ干渉せずに作業を進行できます)
アンケートでは、こういった部分からMallentoを決定したとのご意見があり、嬉しい限りです。
マレントでは、EC-CUBEを使ってマッチングサイトを構築仕様として断念した経緯があるので、EC-CUBEからのカスタマイズはおすすめしませんが、どうしてもWordPressで構築したいということであれば下記記事をご覧ください。
開発版のご導入後は、マレント側に追加でご依頼していただくもよし、クラウドワークスなど外部のエンジニア様に実装してもらうもよしとライセンスにも幅を持たせて、サービス拡張を行いやすくできるように調整しております。
新規サービスの立ち上げは、フルスクラッチではなく、
基盤のできたマレントを使ってそこからサービスを大きくしていくことをお勧めさせていただきます!