今回構築したいシステムの概要とイメージ
今回構築していきたいのは、動画配信や販売プラットフォームとして、出品から購入できるまでを自動化できるマーケット型のサービスサイト構築になります。
今回使用したのは、RXパッケージ となります。
XSTREAM パッケージでも対応可能です。
(XSTREAMは、配信プレイヤーがRXとの差分機能となります)
まずは↓サンプルデモの動画をご覧ください。
イメージとしては上記のようにサクサクと30秒ほどで購入できてしまうサイトの構築です。
ちなみに上記は、エックスサーバー上に、マレント社のRXパッケージを入れて運用しているデモサイトです。
月額はサーバー代金のみなので、買い切り希望されている方にはとてもおすすめです。
ストレージが心配な場合は、VPSやビジネスレンタルサーバーなどの4TBにアップグレードもエックスサーバーでは可能です。(別途でAWSへの設置も可能)
用意するもの
用意するものは、下記の3つになります。
・エックスサーバー
・ドメイン
・決済アカウント(デフォルトではユニヴァペイ決済)
これらを用意して、つぎにシステムの内容をきめていきます。
1. 登場人物(ロール)を決める
大体のサービスでは、出品者と購入者と管理者(運営者)の3つのロールになります。
稀に広告主などのロールも入れる場合がありますが、今回はこの代表的な3つの登場人物役割で説明していきます。
・出品者(動画を売りたい人)
・購入者(動画を買いたい人)
・運営者(サイト管理者)
再度フローを見直すと下記のようになります。
2. 各ロールの新規登録フォームの項目を決める
例えば、1 で決めた時の出品者と購入者の内容を下記のようにします。
出品者:法人のみ
購入者:一般ユーザー
この時、最初にサービスを使う際に登録する新規会員登録フォームの項目をどのようにするかになります。
RXパッケージでは、デフォルトでは下記の項目となっています。
これをもう少し項目を減らしたい、もっとユーザーが登録しやすいように項目変更などの増減を調整します。
出品者と購入者それぞれのフォームに分けることや、ログインフォームや登録ページを分けることも可能です。
ただし、費用をあまりかけたくない場合、デフォルトでの仕様のまま構築されるのが最安になります。
3. 収益化方法(マネタイズ)を決める
まず、販売する方法としてマネタイズ方法を決めていきます。
主な一般的な販売の方法は下記の通りです。
・PPV単体販売
・月額プラン(サブスク課金)
・投げ銭
PPV単体販売
PPV単体販売はカートに入れて単品で購入するデフォルトのRXパッケージについている仕様になります。
売れた時、出品者には販売金額から手数料が引かれて売上金に反映されます。
月額プラン(サブスク課金)
サブスクは、ユーザーが作成したプランに対してユーザーが課金させる方法や
出品者に対して出品するときにプラン課金すれば出品ができるようにするなどさまざまなカスタマイズが別途で対応可能です。
投げ銭
投げ銭は、下記のように管理者が登録したアイテムをポイントを使ってユーザーがリアルタイムに投げ銭を行えるという仕様になります。
4. カスタマイズを決める
もちろんカスタマイズを入れない方がデフォルトのままでコストが安くできるのですが、やはり他社と差別化を図りたいという場合は、カスタマイズを追加することも可能です。
さまざまなカスタマイズが下記のように可能ですが、
このなかでも特にダウンロード販売でいれるとより良いかと思われるカスタマイズは下記になります。
ほかにも組み合わせてサービス独自の個性を出すことも可能です。
カスタマイズは、コチラ より更新して最新事例としてまとめていますので参考ください。
5. 構築する
上記の内容をもとにマレント側で実装を行います。
どの段階でもご相談いただいてもOKですが、カスタマイズやマネタイズ部分の部分がすでにある程度決まっている場合は一度ご相談いただいた方が早いかもしれません。