この記事は 2023.7.25 に最新記事として更新されています。
株式会社エモテント様にライブ配信売買ECプラットフォームシステムをご依頼いただき
オンラインEC配信サイトとしてMallento(マレント)をご導入いただきました。
難関は配信のインフラ
配信業務によって懸念される問題はインフラです。
また、AWSでのコスト管理も行わなければならないので、AWSで組みながら低コストで運用できるように設計からはいらせていただきました。
システム構成について
おおまかに下記の内容で実装を行いました。
パッケージ構成
通常マレント+AWS+投げ銭ライブ配信&動画配信+DB設定
【メインシステム】
・通常マレント(AWS設置、オートスケーリング)
→ 出品時にライブ配信するのか動画配信なのかの振り分け
+
【ライブ配信】
・ライブ配信 1 VS N(AWS)
・クレジット決済で投げ銭(画面遷移なしで決済できる)
→ 最低金額は300円から、管理画面とフロント(投げ銭履歴ページ追加)
で誰が誰にいつどれだけ投げ銭したか履歴がわかる仕様
→ 配信はOBS方式
+
【動画配信】
・動画配信機能(DL&ストリーミング) 1〜2GB程度
特に今回、AWS内で完結させる仕様のため
コスト計算にも注力しておりました。
AWSでの投げ銭ライブ配信のコスト計算
米国東部 (バージニア北部) リージョンで、オーディオ機能を備え、5 つの出力を生成する 2 つの HD 入力 (入力切替を使用) が搭載されたライブ標準チャネルの 1 時間あたりの料金は、3.942 USD になります。
入力
1080 p HD、HEVC、20 Mbps = 1 時間あたり 0.588 USD
1080 p HD、HEVC、20 Mbps = 1 時間あたり 0.588 USD
AVC 出力
1080 p HD、5 Mbps、30 fps = 1 時間あたり 0.702 USD
720 p HD、2 Mbps、30 fps = 1 時間あたり 0.702 USD
576 p SD、1.2 Mbps、30 fps = 1 時間あたり 0.354 USD
432 p SD、0.8 Mbps、30 fps = 1 時間あたり 0.354 USD
288 p SD、0.5 Mbps、30 fps = 1 時間あたり 0.354 USD
アドオン機能
高度なオーディオ機能 = 1 時間あたり 0.300 USD
合計のサーバーコスト費用
0.588 USD + 0.588 USD + 0.702 USD + 0.702 USD + 0.354 USD + 0.354 USD + 0.354 USD + 0.300 USD = 1 時間あたり 3.942 USD
または、1 分あたり 0.0657 USD (最低料金 0.657 USD (10 分間))
概算値にはなりますが、このような値になり、
もう保守運用などで長期的な運用を任せていただく前提でもう少し下げれる印象でした。
マレントでは、他にも様々な業種のC2C(CtoC)サイト構築実績がございます。
ぜひお気軽に お問い合わせ よりご相談ください。