この記事は 2022.5.28 に最新記事として更新されています。
先日、新型コロナウイルスで給付金をしっかりと申請している飲食店の方がおりましたが、その方のSNSをみると沖縄に北海道に軽井沢など日本にある有数のリゾートを渡り歩いておられました。
もともと個人でやられている方ですので、給付金は本人にダイレクトに入るのだと思われます。
面白いことに夜の街でも昼の街のお店の方関係なく、今の様子では飲食店で給付金を申請して得たお金で事業には当てず旅行三昧をしている様子でした。
それでも経済が回るといわれると悪いとは言いませんが、世の中にはこうした給付金の問題が多々あります。
(いまだに国が表立ってできない部分を大手広告代理店に肩代わりしているのが去年露呈していましたが)
さて、本題ですがIT業界にも『IT導入補助金』と言われる制度があります。
広告業者やITコンサル、システム開発会社または関連会社が残念ながらこれらを「エサ」として喰いものにしているのが現状です。
同業種として恥ずかしい限りですがこれが本当の姿になってしまっています。
今期はどこの会社を使ってどれだけ金を引っ張れるか、そういう考えを基に申請しているのです。
あとはお勉強として業界のことをかいつまんで調べて、宿題つまり申請書を書き込んで申請するだけです。
ほとんど結果は通ります。
こうした本当に狡いというか人間のクズのような輩が世の中にはたくさんおられます。
そう言う業界、そう言う制度だからこうなるんだと言われればそこまでですが、本来の意味をなくしていると思います。
もちろん、IT導入補助金が悪いと言っているのではなく本当に必要としている人がいて正しく使えればそれで良いと思いますが、現実だれにも正しい使われ方をしているかどうかなんてわかりません。
大半この補助金案件は、私利私欲に塗れたお金儲けのツールを補助金を使って導入したいと血眼になって問い合わせてきます。
補助金があるからやりたいんだ、早く見積書をだせと要求してくるわけです。
(補助金がなかったらやらなかったのか?…と聞きたいところですが、そんな気持ちでウェブサービスを始めてもうまくいくはずがありません)
正直怖いというか、人間の奥底にある汚い部分が見えすぎてしまってドン引きです。
ともあれ、弊社ではこういったことに対しても全ての補助金案件をすべて突きはねるのではなく、
本当に必要としている意味あるサービスが存在するかもしれないので
申請する際に審査前に必要な書類は弊社での作成費用を自費で支払っていただくスタイルであれば対応するというスタンスです。
通常マレントのお見積もりは期限が一週間迄として再発行は基本的にありません。
きていただける前提の案件しかお見積もりしていません。
(そもそもお見積もりをばらまくと言うこと自体が間違っていると思いますが…)
世の中には楽な仕事などは存在しないと信じています。
その仕事が好きで好きでしかたなくても決して楽な道ではなく、事業に対して補助金目当てで行うくらいのサービスは廃れて当然です。
本気なら自費でやるべきであると考えます。